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コレカラ

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今も昔もコレカラも! 社交ダンスの歴史やルーツも学べる『1人で始められる、楽しめる! 社交ダンス入門』

2023年7月19日

「金スマ」「ボールルームへようこそ」等のメディアで話題の社交ダンスを、誰でも踊れるようになるための入門書『1人で始められる、楽しめる! 社交ダンス入門』が6月30日に発売。山本英美、藤井創太ら日本の社交ダンス界トップメンバーが集結し、「社交ダンス初心者が楽しく踊るために必要なこと」を詰め込んだ、社交ダンスの「コレ知りたい!」が満載です。音楽に乗せて踊れるようになるダンスステップの解説(動画が見られるQRコード付き!)はもちろん、社交ダンスの歴史やルーツ、大会への出場方法やパートナーの見つけ方など、“コレカラ”社交ダンスを始める人には必携の1冊です。

遡るは鹿鳴館時代、コレカラの社交ダンスも目が離せない!

社交ダンスの文化が日本に入ってきたのは鹿鳴館時代。欧化政策のシンボルとして建設された鹿鳴館は、西洋文化の入り口であり、ワルツ等の宮廷舞踊が中心に踊られていました。
世界大戦の影響を受け西洋文化は日本から一時姿を消しましたが、1945年の終戦後には国内のダンスホールが営業を再開し、だんだんと日本人のダンス熱が戻ってきました。当時のダンスは「大人のたしなみ」といったもので、キャバレーなどの社交場で踊られていました。
そんな中、1990年代に公開された映画やテレビで放送されたバラエティー番組によって社交ダンスは一般層にも広く知られることとなり、一大ブームに。現代でも「金スマ社交ダンス部」や漫画・アニメで人気の『ボールルームへようこそ』(竹内友著、講談社)の人気から若年層の社交ダンス人気が高まっています。
SNSの普及で世界中のトップ選手たちの動画を見たり、気軽に参加できる社会人サークルでダンスを踊ったり、その楽しみ方は社会の変化とともにどんどん広がっています。“コレカラ”も目が離せない社交ダンス。その魅力を、『1人で始められる、楽しめる! 社交ダンス入門』の内容と併せながら担当編集者がご紹介していきます!

社交ダンスやってみたい! でも……

社交ダンス経験者であることを友人に伝えると、きまってみんなこう言います。
「え!社交ダンスやってたんた、すごい! 私もやってみたいなあ」
そこで私はすかさずこう返します。
「一緒にやろうよ! 誰でもできるしすごい楽しいよ!」
しかし友人はこう言うのです。
「でも、踊る相手がいないとね……」

このように、社交ダンスを始めるハードルを上げている大きな要因の1つが、「2人1組で踊る」という点です。「相手がいないから始められない……」と断念してしまう人も多いですが、社交ダンスは1人で始められます。むしろ、1人からでないと始められません! いきなり初心者の2人が一緒に踊るよりも、まずは1人で始めて少しずつ踊れるようになってからパートナーと踊る方がうまくいくことも多いのです。

本書では、上記のような理由でダンスを始めることを躊躇っていたり、メディアで見て憧れはあるけれど何から始めていいかわからない、という人の背中を押す1冊。1人でも多くの人に社交ダンスを見て、知って、踊って楽しんでもらえるよう、ステップの解説だけにとどまらず多岐にわたるコンテンツでさまざまな角度から社交ダンスを徹底解説しています。

「これさえ覚えれば1曲踊れる!」基本のステップ紹介

ワルツ、タンゴ、ルンバ、チャチャチャの基本ステップを解説。従来の入門書とは違い、男女1人ずつのステップを紹介することで、1人でも練習しやすい作りになっています。また、男女それぞれで異なるポイントや体の使い方も丁寧にレクチャーしています。
1つひとつのステップにはQRコードが付いており、日本トップダンサーである藤井創太・中村安里組、大西大晶・大西咲菜組によるお手本動画を見ることができます。本で理論、動画で実践と初心者にもわかりやすい2方向からのアプローチでステップを解説しています。

姿勢、立ち方、カウントの取り方など、初心者でも美しく踊れるコツが満載

ステップの他に重要なのが立ち方や姿勢です。体幹を意識した立ち方や姿勢の維持、肩甲骨の使い方等、美しく踊るためのコツを紹介しています。スタンダード種目、ラテン種目それぞれの基本のエクササイズ動画もQRコードから見ることができるので、ステップを覚える他に余裕のある人はエクササイズに取り組んでより美しいダンスを目指すことができます。

踊るだけが楽しみ方じゃない! 社交ダンスのルーツや歴史、種目の特性を知る

ステップや踊る際のポイントだけでなく、社交ダンスの歴史やそれぞれの種目についてもたっぷり解説。踊るための実用書としてだけでなく、読み物としても楽しめます。

社交ダンスが日本にやってきた「鹿鳴館時代」から現在に至るまで、社交ダンスが社会的にどういった位置づけのものであったのか、どのようなきっかけで盛り上がってきたのか等、詳しく説明しています。
また、ダンスのスタイルの違いや、スタンダードセクション(女性がふわりと長いドレスで踊るもの)とラテンセクション(女性が短く体にフィットしたドレスで踊るもの)それぞれの種目の特徴を解説。歴史やルーツについて、発祥の地やベースとなっている民族舞踊等についても解説し、さらに監修者の経験を踏まえたコメントも掲載しているため、ダンスに初めて触れる人だけでなく、ダンス経験者にとっても楽しめる内容となっています。

 

『1人で始められる、楽しめる! 社交ダンス入門』
監修者:山本英美・棚橋健
定価:1,980円(本体1,800円+税)
体裁:A5判/160ページ

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監修者プロフィール

ラテン監修 山本英美(やまもと・ひでみ)
1973年生まれ、京都府出身。4歳からクラシックバレエを始め、17歳のときにロシアのボリショイ・バレエアカデミーに単身留学。病の影響でバレエの道は閉ざされたものの、19歳で社交ダンスと出会いその魅力に取りつかれる。2003年に開催された世界選手権では19年ぶりの日本人ファイナリストとなり、統一全日本選手権では2004~2008年でラテン部門を連覇。競技引退後は自身のスタジオにて世界で活躍する選手の育成に力を注いでいる。「金スマ」 社交ダンス企画にてカリスマコーチと紹介され人気を博している。

スタンダード監修 棚橋健(たなはし・けん)
1996年生まれ、神奈川県出身。6歳から社交ダンスを始め、国内のジュニア部門やユース部門の大会を制覇し、日本代表として世界選手権ユーススタンダードに二度出場。2018年から3年連続で三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権ファイナリスト。競技選手引退後は都内ダンススタジオ勤務を経て2018年に独立。2022年に株式会社ソーシャルヘッジホッグを創業した。現在は同社の代表取締役として「1億総ダンス社会」を目標に、現役選手のサポートやダンスを軸にした企業へのコミュニケーション研修等を行っている。
 


実演モデルプロフィール

ラテンモデル 藤井創太・中村安里組
藤井創太:1999年生まれ、千葉県出身。中村安里:2002年生まれ、千葉県出身。2人とも幼少期から日本随一のジュニアダンスチームにて修行を積む。2021年にカップルを結成し、同年の三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権のラテン部門、2022年のバルカーカップジャパンオープンダンス選手権大会ラテン部門にて優勝。

スタンダードモデル 大西大晶・大西咲菜組
大西大晶:1998年生まれ、大西咲菜:2001年生まれ。富山県出身。元全日本チャンピオンの両親を持ち、兄妹カップルとしてダンスの英才教育を受ける。三笠宮杯ダンススポーツ選手権では、2020年にラテン部門、2021年にスタンダード部門にて優勝。全日本10ダンス選手権では2022年、2023年で連覇を果たすなど、国内トップクラスの成績を誇る。
 

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