工藤公康氏推薦!
スポーツ選手の動作解析の研究を行っている筑波大学体育系准教授・川村卓氏と、プロ野球選手のパーソナルトレーナーを務めた井脇毅氏による『変化球を科学する 「曲がるボール」のメカニズム』を紹介します。
これからは、変化球をいかに効果的に使えるかが求められる時代
変化球の種類は一説によると20とも30とも言われています。
著者によると、ピッチャーは一人ひとり投げ方に特徴があり、その特徴である自分の球質を知ることで習得しやすい変化球や、その変化球を用いた効果的なピッチングができるようになるとのこと。
そこで、本書は様々な研究結果に基づいた最先端の「変化球の習得」 メソッドを伝授するとともに、配球や自分に合った変化球の見つけ方も紹介しています。
また、変化球を投げるための土台作りや、身体のケアについても解説しています。
ボールの握り方・投げ方、良いパフォーマンスを継続して発揮するための身体のエクササイズ・ケアの方法は、QRコードから動画でも確認できるからわかりやすいです。
この本を読めば、自分に合ったオリジナルの変化球を見つけることができるかもしれません。
書籍: 変化球を科学する 「曲がるボール」のメカニズム
著者: 川村 卓/井脇 毅
定価: 1,650円(本体1500円+税)
体裁: 四六判/192ページ
ISBN:978-4-528-02408-3
発売日:2023年6月28日
発行: 日東書院本社(辰巳出版グループ)
著者プロフィール
川村 卓(かわむら・たかし)
1970年生まれ。筑波大学体育系准教授。筑波大学硬式野球部監督。全日本大学野球連盟監督会幹事、首都大学野球連盟常務理事。札幌開成高校時代には主将・外野手として夏の甲子園大会に出場する。また筑波大学時代も主将として活躍。筑波大学大学院修士課程を経た後、北海道の公立高校で4年半、監督を経験する。その後2000年12月に筑波大学硬式野球部監督に就任。18年明治神宮大会出場を果たす。主にスポーツ選手の動作解析の研究を行っている。主な著書に『「次の一球は?」野球脳を鍛える配球問題集』『ストレートの秘密』(辰巳出版)、『最新科学が教える! ピッチング技術』『最新科学が教える! バッティング技術』『最新科学が教える!キャッチャーの科学』(共にエクシア出版)、などがある。
井脇 毅(いわき・たけし)
1970年生まれ。鍼灸按摩指圧マッサージ師、(公財)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。北海道苫小牧東高校から筑波大学体育専門学群(硬式野球部に所属)、同大学院修士課程体育研究科修了。小守スポーツマッサージ療院を経て、現在は井脇アスリートコンディショニング代表を務める。工藤公康氏をはじめとするプロ野球選手のパーソナルトレーナー、西武ライオンズトレーナー、車いすテニス国枝慎吾選手、リオパラリンピック日本代表トレーナー、プロゴルファー片山晋呉選手など歴任。現在は田澤純一投手のパーソナルトレーナーを務めながら中学、高校、大学野球部でコンディションの指導を行う。主な著書に『ストレートの秘密』(辰巳出版)がある。