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野犬の巣穴から保護されるも脳障がいで歩行困難 でもいつでも両脇にパパとママの笑顔があるから、しあわせいっぱい!|みるちゃん(今日で1歳)

保護犬たちの物語【第5話】みるくてぃ(1歳) 土曜日のとある公園。春はまだ浅いけれど、ベビーカーを押している笑顔の絶えない若いふたりには、午後の光がやわらかくふり注いでる。 ベビーカーの中からは、こげ茶とうす茶のツートンカラーの犬がちょこんと顔をのぞかせていて、二重まぶたのように見える愛らしい目で空を見上げたり、すれ違う人を見つめたりしている。 彼女の名前は、「みるくてぃ」。まだ成犬になりきっていない大きさである。 みるくてぃは、想一朗さん・まみさん夫妻の、自慢の「娘」だ。パパが休みの日は、こうしていろん ...

子犬や子猫たちに愛情をふり注ぎ、いつもうれしそうに笑っていた犬の穏やかな老境|ハッピー(19歳)

保護犬たちの物語【第4話】ハッピー(19歳) 薪ストーブのそばでうとうとしている、見るからに気のいい薄茶の雑種犬は「ハッピー」という名をもっている。 この里山で小さなオートキャンプ場を切り盛りしている飼い主の麻里子さんが、彼女をこの里山に迎えた日につけてやった名前だ。 「毎日、この里山じゅうに響き渡るように『ハッピー!』と叫んだら、どんなに気持ちいいかしら」と思ったからだ。 数年前までは「ハッピー!」と呼んだら、どこにいてもすぐ、シッポを振り振り飛んできた。 キャンプ場にやってきた子どもたちが「ハッピー! ...

トラばさみの罠にかかって前脚先を切断 今は飼い主さんの愛に満たされ義足で大地を駆ける!|富士子

保護犬たちの物語【第3話】義足の富士子 富士子は、推定年齢9~10歳。ミックスの雌犬である。茶色とこげ茶と白の混ざった毛並みで、穏やかな目をしている。 右前脚に長ソックス風のものを履いているのは、脚先が欠損しているための義足の装填だ。使っているうちに義足の先端が傷んでしまうので、地面につく部分はゴムボールを半分に切ったものをかぶせてある。 今日は、お母さんの響さんとお父さんと同居犬3匹と、一家総出で神奈川県の河川敷にあるスポーツ広場にやってきた。たくさんの犬が集まっているのは、アジリティーが開かれているか ...

法獣医学の世界【第2回】法獣医学にたどり着くまで ―シェルターメディスンとの出会い―|田中亜紀

法獣医学にたどり着くまで ―シェルターメディスンとの出会い― 「アニマルシェルター」を学びたい 環境毒性学部にきて3年目になり、このままここに居続けるのか、どうするのか、と悩んでいた時に、「Ecotoxicology(生態毒性学)」という授業を受けました。環境中の毒物が動物を含む生態系に及ぼす影響について勉強する授業でしたが、最後に学生が一人ずつテーマを決めて発表しなければなりませんでした。 私は日本のイヌワシの鉛中毒について調べ、紹介をしたのですが、授業が終わってから担当教授に、「Akiは今、本当にやり ...

殺処分寸前で救い出された生後3ヶ月の子犬…今はまるで「大きな猫」|ハチ(9歳)

保護犬たちの物語【第1話】ハチ(9歳) ハチは、9歳のシェパード系のオス犬である。 性格は、温厚で用心深い。 千葉県の、野菜作りで知られるのどかな農村地帯にハチは住んでいる。 大好きな智子母さんと、大好きな猫の仲間たちと。 猫は、いろんな猫がいる。全部、ハチと同じくワケアリで保護された子たちだ。 大けがをしていた猫も、よれよれの猫も、家に入りたがってた子猫も、お母さんはみんな家族にしてしまったから、8匹の猫にハチは取り囲まれて暮らしている。 「猫たちは、ハチのことを『やたら大きな猫』と思っているようですよ ...

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